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2011年9月 9日 (金)

視能訓練士

本を読むのに疲れを感じて集中力が続かなくなってきたので
メガネをチェックしてもらおうと駅前のデパートのTメガネへ。
目のせいで、年のせいとは考えない所に中年世代の
事実誤認の傾向も感じるが、新しいメガネ店を開拓しておきたい
という思惑もある。
メガネをかけるのは老眼になってからだったこともあり、
これまでの2回は銀座のM眼鏡店で作っていたのだけど、
年を取ってきたら近場の方が何かと便利かも、と考えたのだ。

視能訓練士らしい若い女性が、コンピュータで視力チェックし
その後実際の視力を確認してくれる。
点の塊や線の濃さの見え具合などもチェックしてもらって
乱視はそんなにないことが分かり、ちょっとホッとする。
前より2度くらい進んでいるとのこと。
利き目の確認もしてくれて、右目がそうらしいと分かる。
ということは左脳優位ということなのだろうか?

最初はレンズだけ変えればいいかなと思っていたが
いろいろなフレームを見ているうちに、
なんとなくもう1本新しいのがあってもいいかもと、
結局今度はふちありにする。
訓練士が
「古い方は、お台所仕事など、ちょっと距離のあるのに使うといいですよ」
と言って、古い方をメンテナンスしてくれる。
このあたり、サービスというよりメガネという道具を大事にする
という職人気質がビンビンと伝わってくる。
レンズをきれいにし、いつだったか踏んづけたゆがみを直し、
鼻当てを取り換えて、フレームのネジを締めなおしてくれる。
かけてみて鏡を覗きこんだら、あまりの画像の良さに卒倒しそうになった。
たしかに最近は、台所仕事をするのにメガネをかけている方が快適なのだが
メガネをかけて台所仕事をする、というのはどうも自分のイメージに合わなくて
まだ受け入れられずにいる。

ところで視能訓練士という医療資格があると知ったのは
先週末、夫の元同僚夫妻と軽井沢へ出かけた折だった。
元同僚の再婚のお相手が聖路加病院の
眼科に勤務する視能訓練士だったのである。
なるほど、先日飛蚊症のチェックに眼科を受診したときに
さまざまな検査をしてくれたのも、視能訓練士だったのか。

元同僚は10年くらい前に、私も知っていた奥さんを肺がんで亡くしており
お相手も何年か前に眼科医のご主人を肺がんで亡くしていて
同じ境遇の二人が、偶然同じテニスクラブにいたことから
昨年ようやく結ばれた、というのがなりそめとのこと。
彼女の方は、眼科医のご主人を亡くした後、学校へ通って
視能訓練士の資格をとったとの話に彼女の気持ちを感じる。

台風襲来中で天気は雨模様だったが、
三笠会館で昼食を済ませた後4人でセゾン現代美術館へ。
新婚さんのアツアツを横目で見ながら、堤清二さんのセンスを堪能する。
堤清二さんは、私たちの仕事の最初のスポンサーだった。
こういう鮮鋭なセンスがあったからこそ、電話相談という仕事の
新規性、革新性をも見抜くことができたのだろうと納得する。
天気がよかったら、お庭ももっと堪能できただろうとちょっと残念。
でも、また来る機会はあるだろう。

ERテレフォンクリニックウェブサイト: http://homepage2.nifty.com/er-telclinic

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